セカミタ
スポーツ

「塩貝は正しかったのか?」ブラジル敗退で日本代表FWの発言が再び議論に

2026-07-06
PHOTO ▸ 夜のサッカースタジアムで行われる試合を観客席から見下ろした風景 (Photo by Mitch Rosen on Unsplash)
今回の編集部チャット
ミタさん16歳・高校2年生
セカ君18歳・大学1年生
編集長42歳・編集長
ミタさん

試合前に強い言葉を言うと、結果が出た後まで何度も引用されるよね。

セカ君

発言の内容と、相手への敬意があったかは別々に評価されることがあります。

編集長

さらに、一試合の結果だけで長期的な評価が証明されるわけでもない。

ミタさん

ブラジルがノルウェーに敗れて、塩貝健人選手の発言がまた注目されたんだ。

セカ君

過去五度の優勝と現在のチーム状態を、どう同じ会話に置くかが争点になりました。

編集長

発言、反論、試合結果、戦術評価の順に整理しよう。

2026年ワールドカップ決勝トーナメント、日本対ブラジル戦を前に、日本代表FW塩貝健人選手が「ブラジルはかつての強さではない」「ネイマールはもう昔のネイマールじゃない」と発言し、海外掲示板でも議論を呼びました。日本が惜しくも敗れた試合後には、ブラジル代表のMatheus Cunhaが塩貝選手に向けて「We have 5. Respect(5回優勝している。リスペクトしろ)」と応じ、この一連のやりとりが注目されました。

その後、ブラジルはラウンド16でノルウェーに1-2で敗れました。試合後スレッドでは、塩貝選手の評価、Cunha選手の反応、ネイマール選手の起用、現在のブラジル代表と過去の実績をどう比べるかが改めて議論されました。

海外の反応

18件のコメント|海外掲示板より翻訳

塩貝発言の内容と、反論される覚悟をどう見るか

これは塩貝健人の発言に対するものだった。彼はこう言っている。「ブラジルはかつて素晴らしいチームだった。でも今は?本当に強いのはフランスとアルゼンチンだけだと思う。最近ブラジルの話をあまり聞かない。ネイマール?もう昔のネイマールじゃないよ」
それ、ただの事実じゃない?ブラジルはスター選手不在の日本相手に苦戦した。しかもネイマールは1分もピッチに立たなかった。どちらの発言も正しいよ。
彼は間違っていたのか?
間違ってなかったよ。バックパスのミスが1本なければ延長戦に持ち込めていたんだから。
「ブラジルはもう以前のチームじゃない、選手も違う」と言われたら、言い返されることも覚悟しないと。Cunhaの発言も別におかしくない。日本側の発言がきっかけだったわけだしね。

ベテラン起用と、現在のブラジルから失われたもの

ブラジルはそろそろ、ネームバリューやマーケティング目的でベテラン選手を呼ぶのをやめるべきだ。カゼミーロもネイマールも全盛期には偉大だったけど、もうついていけない。遅すぎるし、走らないんだよ。
ネイマールが入ったことでブラジルの攻撃が消えた。エンドリッキをウイングに追いやってネイマールをセンターフォワードに置いたのはアンチェロッティの大きなミス。ネイマールのスピードと機動力の不足は、ノルウェーにとってまったく脅威にならなかった。
ブラジルはもう10年近く低迷していて、変わる気配もない。ノルウェーの勝利は完全に妥当だった。
ブラジルにはもうオーラがない。
2030年にもまた「今回のブラジルはすごいぞ」と盛り上がるんだろうけど、2002年のブラジルを期待するのはもうやめないと。いつかは「もうあの頃のブラジルじゃない」って認めなきゃいけないんだよ。

メンバー選考と、日本戦・ノルウェー戦の戦術差

メンバー選考自体が疑問だった。あの偉大なブラジルが、基準を下回るスカッドとはいえ、なぜノルウェー相手に格下のようなプレーをしているんだ?
ブラジルは日本戦のプレーブックを使うべきだったんだよ。日本戦では全力で攻められたのは、日本がW杯前にストライカーを失っていたから。ノルウェー戦ではハーランドがいるから同じことができなかった。

ノルウェー戦後に増えた『塩貝は正しかった』論

塩貝は正しかったようだな。
ブラジル代表には新しい顔ぶれが切実に必要だ。チーム内に根深い問題があるように見える。
彼の言うとおりだと思う。ブラジルはかつてのチームとはかけ離れている。世界で最も恐れられたチームだったのに、今や日本との試合でも「どちらが勝ち上がるかわからない」と言われるレベルだ。
原文

I mean, he's right. Brazil are nowhere near what they were. Brazil were the most feared team in the world and now they're a team where you'd say it was a toss up between who went through out of them and Japan.

このコメントの英語表現を解説 →
うん。今日のノルウェー対ブラジルは2-1だった。だから…結局、塩貝は正しかったんじゃないかな。
彼はまだ正しいよ。ブラジルはここまでトップ10のチームと1試合しかやっていないのに、引き分けがやっとだった。ブラジルはいいチームだけど、ここ数十年、本当に偉大なチームではなかった。
塩貝は「ブラジルは昔のほうが強かった」と言った。それに対してCunhaは「5回優勝している」と返した。…でもそれ、過去の話だよね。まさに塩貝が言っていたことそのものじゃないか(笑)
ひとこと英語:a toss up
↑ 元のコメントを見る
直訳
コインを投げて決めること
今回の意味
どちらが勝つか予想できない五分五分の状況
解説
結果がほぼ同程度にあり得る接戦や選択を表す口語表現です。ここでは、日本とブラジルの勝ち上がりが読めないという意味です。
使用例
The final is a toss up.(決勝はどちらが勝つか分からない)

編集部のデータ帳

発言と試合結果を分けて見る時系列

発言と試合結果を分けて見る時系列
段階記事内で確認できる内容
塩貝発言現在のブラジルとネイマールは以前と違うとの見方
Cunhaの応答『We have 5. Respect』
日本対ブラジル日本が敗退
ブラジル対ノルウェーブラジルが1-2で敗退
議論の焦点過去の実績と現在の戦力評価
留保一試合の結果は発言全体の正しさを確定しない

対象期間: 2026年ワールドカップ決勝トーナメント

定義: 塩貝選手の評価、Cunha選手の応答、後の試合結果を同一の証明にせず並べたものです。

出典: Reddit掲載スレッド

セカ君

ノルウェーの勝利で発言が再評価されましたが、結果だけで敬意の問題まで解決したわけではありません。

ミタさん

Cunha選手の五回優勝という返答も、塩貝選手が言った『昔は強かった』を補強すると見る人がいた。

編集長

歴史的実績は消えない一方、現在の選考や戦術への批判に直接答える数字でもない。

セカ君

ネイマール選手の起用、走力、メンバー構成へ議論が移ったことで、個人間の口論より具体的になりました。

ミタさん

日本とブラジルが五分五分に見えるという声も、現在地を象徴しているね。

編集長

発言の刺激性、一戦の結果、長期のチーム力を分けて考えることが、この議論を冷静に読む鍵だ。

編集長の総括

この議論は、塩貝選手が正しかったか、Cunha選手が正しかったかという二択にすると見失うものがあります。ブラジルの五度の優勝は変わらない事実ですが、現在の選考や戦術への批判に対する直接の反証ではありません。一方、ノルウェーに1-2で敗れた一試合だけで、『ブラジルはもはや強豪ではない』という長期評価が証明されたとも言えません。コメント欄が具体的になったのは、ネイマール選手の起用位置、走力、エンドリッキ選手との配置、ハーランド選手がいる相手への戦い方へ話が進んだ部分です。発言は相手を奮起させる材料になり得ますが、敬意を示すことと現状を厳しく評価することは両立します。過去のトロフィーと現在のピッチを、別の時間軸として見る必要があります。